
どんな洋服でも、数シーズンにわたって愛用、ヘビーローテションしていると、様々な箇所に劣化や擦れ、ほつれなどの現象が起きてしまうもの。それはラベンハムにおいても例外ではありません。特にラベンハムは、定番的ワードローブとして使う方が多いので、長年着用していると、それぞれの使用環境による劣化や傷が出てくることがあります。今回はいくつかの典型的なトラブルと、その修理についてご紹介します。長年愛着をもって着続けたラベンハム、次のシーズンに向けて、気になる箇所を修理に出してみませんか?

コーデュロイのほつれ箇所を取り替え

冬場は寒さで何度も手を出し入れするなど、日常的に摩擦の多いポケット。特に傷みやすいのがキルティングのポケット開口部です。こちらの修理では、破れた箇所も出てきたポケットと、ボディの前立てのコーデュロイ・パイピングを新しいものに交換しました。
ポケット口のパイピング取り替え…¥4,000(両方) / 前立てのパイピング取り替え…¥5,000(ボタンタイプ) ¥10,000(スタッドタイプ)※スタッド交換代含む
襟部分のコーデュロイ交換

肌に直接触れることも多い襟部分のコーデュロイは、色褪せやシミが発生しやすいポイントです。襟元は清潔さを印象付ける重要ポイント。色褪せやシミなどが気になりだしたら、交換をお勧めします。
襟部分のコーデュロイ交換 ¥8,500
前立てのスタッドの全交換

ラベンハムには前立てがボタンタイプと、スタッドタイプのものがあります。時折見られるのが、このスタッドが取れてしまう現象です。
スタッド全交換 ¥5,000
キルティングの補修

ラベンハムならではの生地であるキルティングも、思いがけずに何かに引っ掛けてしまうなど、破れやほつれが生じてしまうこともあります。その補修は、破れた部分に目立ちにくいようにキルティング生地を張り合わせる方法を採用しています。純正生地があるからこそ、修理を行うことができるのです。
キルティングの補修 ¥2,500〜(ウール生地はストックがないため、補修をお受けしておりません)
修理に少しお時間をいただくこと(修理の内容や時期により異なります)や、ご購入いただいた時期や製品によってご希望に添えない場合もございますが、多くの場合はこれらの修理によって、ご愛用いただいたラベンハムをさらに長くお使いいただけるようになります。酷使しすぎて次のシーズンの使用を諦めかけていた方も、ぜひ修理にお持ちください。
修理に関する注意事項
- 修理に使用する生地、パーツ等は純正のものを使用しておりますが、シーズンにより多少色味が異なることがある為、生地、パーツ等の在庫状況によってはお直しをお受けできないことががあります。予めご了承下さい。
- 修理品はポケットの中身が入っていないことをご確認の上お送りください。
- 2010秋冬モデル以前のアイテムのスタッド交換につきましては、仕様変更により全パーツ交換となります。
- 修理に関わる備品(ボタン等)のみのご購入及び発送はお断りしております。備品等の転売や模倣品を防ぐことでブランド価値を守り、お客様に信頼頂ける商品をお届けする為、商品をお預かりした上でお修理という形での対応とさせて頂いております。ご了承下さいますようお願い申し上げます。
送付修理の流れ
- 修理をご希望の方は修理依頼票の添付、または名前、住所、電話番号(日中ご連絡可能な番号)、メールアドレス、修理内容を明記の上、下記住所までお送り下さい。メールアドレスを必ずご記入いただけますようお願いいたします。(基本的にメールでのご連絡となります)
- 修理品については現物を拝見したうえで正式に修理の可否をお返事させていただきます。
修理が受けられない商品もございますのでご了承ください。 - 正式なお見積もり金額は、後日ご連絡いたします。
- 修理品の返送料はお客様ご負担となります。
- 別途手数料として¥1,000頂戴致します。ご了承ください。
- その他お問い合わせに関しましてはrepair☆watanabe-int.co.jpまでメールでお問い合わせください。(☆を@に変えて入力してください)