STAMP AND DIARYの初コラボレーションは、“前ボタンのない”スペシャルなラベンハム。

STAMP AND DIARYの初コラボレーションは、“前ボタンのない”スペシャルなラベンハム。

STAMP AND DIARYの初コラボレーションは、“前ボタンのない”スペシャルなラベンハム。

[STAMP AND DIARY(スタンプ・アンド・ダイヤリー)]は、普段の生活の中のリラックスした時間に寄り添うことをコンセプトにしている大人の女性のためのライフスタイルブランド。2013年にこのブランドがスタートして以来英国ブランドとは初となるコラボレーションが、このラベンハムとのスペシャルモデルです。今回は、このモデルを手がけた[STAMP AND DIARY]のディレクターで、株式会社STAMPSの代表取締役・吉川修一さんにお話をうかがいました。

 

欧米で見た“暮らしの豊かさ”をブランドに

2013年に[STAMP AND DIARY]を立ち上げるまで、長年インテリアや雑貨にも近いアパレル業界に身を置いていたという吉川さんは、欧米のファッションやインテリアの展示会に足繁く通うその間に、現地の人々のリアルな暮らしを見る機会が増えていたそうです。

「その方たちの暮らしを見ていると、日本では様々なファッションスタイルが出てきていますが、どこかファッションだけが独立しているように感じてきました。北欧を中心に欧米の方々の実際の暮らしと比べると、日本はファッションの方面だけが極端に進んでいて、特にインテリアや“暮らし全体の豊かさ”という意味では大きく遅れていると感じたんです。それもあって、自分が独立するに際しては、もっと無理のない、本当のライフスタイルを日本で表現することはできないかと考えるようになったんです

まずはひとりで[STAMP AND DIARY]をスタートした吉川さんは、インテリアや雑貨と同じような目線で“生活の中にあるファッション”を見直すことから始め、プロダクト開発に着手。「最高の麻生地を作りたい」という思いが一致した生地メーカーと共同で、最初から素材感にこだわったオリジナルの麻生地を生み出すなど、ファッションのブランドとしては珍しいスタートを切った[STAMP AND DIARY]は、日本においても「ライフスタイル」という言葉が定着し始めた時期とも重なり、注目を集めます。『ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)』が「白いシャツをめぐる旅。」と題した特集にもシャツがピックアップされたりもする中、近年生まれたヒットアイテムのひとつに、カーディガンがあります。

「脱ぎ着がしやすくて、温度調節もしやすいカーディガンは個人的にも好きなのですが、前にボタンが来るように着るとカーディガン、背中にボタンが来るように着るとクルーネックのニットになる『2WAY カーディガン』を発売したところ、大きな反響がありました」

生地や縫製にもこだわったカーディガンは、“ファッション”的観点だけでなく、リラックスした生活の中でいかに使えるものにするかという、吉川さんのライフスタイル的視点が生んだプロダクトと言えるでしょう。

 

“初”の英国ブランドとのコラボレーションはラベンハムと

独自のヒット商品を生み出しながらも、次第に「自分がやってみたいことをこのブランドの中で表現したい」と思うようになり、キルティングのアイテムを作ることを考え始め、その中でラベンハムとのコラボレーションを思いついたそうです。

「個人的にラベンハムが好きで、昔から毎シーズンのように買っていました。前職でも日本の代理店さんと繋がりもあったこともあり、コラボレーションをご相談したところ快諾いただき、今回のモデルの開発ができることになったのです」

今回のラベンハムのモデルのベースは、カーディガン同様に[STAMP AND DIARY]秋冬の定番ヒットアイテムになっていた、「スタンドカラーワイドコート」。これは5年以上のロングセラーで、世界三大織物産地と言われている尾州で織られたアンゴラとウール混生地を使い、襟がスタンドカラー、フロントのボタンは襟元のみという珍しい仕様のモデルです。

 

初めて生まれた、フロントにボタンのないラベンハム。

「ラベンハムでコートを作らせてもらおうと思った時に、このコートをベースに出来ないかと考えました。パターンもこちらのものを活かしてサンプルを作らせてもらったのですが、上がった時に『フロントを締められるボタンがないのはやっぱり不便かな……』と頭をよぎりました。ただ、実際の“暮らし”のシーンを考えてみると、たとえば日本の都会に住んでいる人は1日に何回もコンビニに行ったりするいわゆる“ワンマイル”なシーンは多いですし、クルマから降りてちょっと買い物をする時には、さっと羽織れるものはあると便利じゃないかと思い直したんです」

出来上がったコートは、ラベンハムとしても初となる“フロントボタンなし”のモデル。「リラックスしている中にも主張があるコートになった」と吉川さんも納得の出来になっています。

完成した[STAMP AND DIARY]とラベンハムのコラボレーションモデル。「ラブンライト」という柔らかさと軽さを兼ね備えた特別な生地を表地に採用し、オリジナルと比較して生地の落ち感等も考慮して、コクーンからAラインにシルエットを変更、中にローゲージのニット等も着られるシルエット(サイズ感)になっています。ポケットデザインも元々[STAMP AND DIARY]で使用したものを取り入れています。カラーはネイビーとブラックの2色展開。¥55,000+TAX。

こちらのモデル、初期入荷分は百貨店や専門店に納品されたものがほぼ完売の状態で、現在は直営店への入荷も僅少になっていますが、来シーズンも同型を継続で生産することもすでに決まっているそうです。ちなみに伊勢丹新宿店では現在も販売は継続中とのことなので、下記オンラインストアにお問い合わせください。

このモデルが気になっていたのに今シーズン手に入れられなかった方は、ぜひ来シーズンの展開も楽しみにお待ちください。