SHIPS限定、春の新作アイテムは、キルティングのないスプリングコート。

SHIPS限定、春の新作アイテムは、キルティングのないスプリングコート。

SHIPS限定、春の新作アイテムは、キルティングのないスプリングコート。

「“ファッション通”なラベンハム・ファンが多い」というセレクトショップ・SHIPSのメンズコーナー。毎シーズン、お客様の声を反映したオリジナリティの高いラベンハムの別注アイテムを手がけている同店から、今度は“キルティングのない”ラベンハムのスプリングコートが登場です。このモデルを手がけたバイヤーの今村恭平さんにお話を伺いました。

「お客様の声」から生まれた別注品

セレクトショップのSHIPSは、長年トラッドやベーシックを提案し続けていることもあり、“ファッションを良く知る”お客様が多いことでも知られています。その中においてラベンハムは安定した人気をキープし、特に毎年展開されるSHIPSの別注アイテムは高い人気を誇っています。

SHIPSでは、これまでも店頭のコアなファッション通たちの意見を元に、ラベンハムの別注アイテムを手がけてきましたが、近年の大ヒットといえば、2016年にも紹介した秋冬モデルの[KEDINGTON DL(ケジントンDL)]です。こちらのモデルは「スーツに合わせやすく、さらに保温性がありながら、ライナーの取り外しのできるラベンハムがあればいいのに」、というSHIPSのお客様の声を受けて商品化したもので、英国のラベンハム本社にとっても「目からウロコ」のエポックメイキングな別注企画となりました。

「春のラベンハム」の新しい提案

今春登場したニューモデル、[ASSINGTON(アッシントン)]も、そんなSHIPSのコアなお客様の声を受けて誕生したモデル。この別注企画を手がけたのが、SHIPSのバイヤーである今村さんです。

「ラベンハムは普段着としても着られて、スーツやジャケットの上にも羽織れる汎用性の高さがSHIPSのお客様にも高い評価をいただいているのですが、その中で何人かの方から、『春先でも着られるラベンハム欲しいよね』という声をいただきました。私もショップスタッフ時代にそのような声をいただいていたのと、やはりキルティングは秋冬のイメージも強いと感じていたので、バイヤーになって実際に製品化に移りました。何度もサンプルをやり取りさせていただいたので、英国本社の方も大変だったと思うのですが(笑)」。

今回の[アッシントン]の最大のポイントは、「ラベンハム=キルティング」という常識を覆し、“キルティングを使わないラベンハム”にしたこと。2018年春夏シーズンからはメインコレクションの中でも“オモテ地にキルティングのない”、キルティングをライナーにした商品も出ているのですが、このモデルでは潔くキルティングを排しています。

「ダイヤモンドキルトを使っていない時点で、『ラベンハムらしさに欠ける』という見方もありますが、襟の作りやボタンを閉めた時の雰囲気は、まさにラベンハムだと思っています。まだ入荷したてなので、お客様の反応は見えていないのですが、社内でプレゼンをしたところ、店頭スタッフからも非常に好評でした。スタッフの反応がいい時は実際にお店での反応が良いことも多いので、楽しみです」。

[アッシントン]の魅力は、キルティングを排したことだけにとどまりません。春先にスーツの上に羽織ることを意識し、秋冬モデルの[ケジントン]よりもさらに着丈を長めに設定。薄手のポリエステル生地を採用したことで、軽く、畳めばコンパクトに持ち運ぶことも可能になっています。この生地は軽撥水の効果もあるため、レインコートとして、長いシーズン使えるところもこれまでのラベンハムにはなかった特徴です。もちろんスーツの上だけでなく、カジュアルアイテムとしても使える汎用性の高さも計算されています。細かい部分ですが、衿とポケットのパイピングをコーデュロイからコットンツイルに変更している点も見逃せない別注ポイントです。

「私がSHIPSに入社して以来、ラベンハムの人気は衰えるどころか過熱しているようにも感じます。世代も幅広く、確実に若い方にも広がっていますが、それには今のファッションにおける“本物志向”が要因にあると思います。原点とか、元祖のものを皆さん良く知っていて、それがラベンハムの人気にも繋がっています。SHIPSのお店には目の肥えた、洋服を沢山着られて来た方が多くいらっしゃいます。今回のモデルも店頭のお客様の声から生まれたものですが、我々ですら気づかないところを教えていただきます。今後もそういう貴重な声を大切に、さらに良いラベンハムを別注で作り続けたいですね」。