MY LAVENHAM STORY – その8<br>「乗馬とラベンハム」馬場馬術競技選手 北井裕子さん インタビュー

MY LAVENHAM STORY – その8
「乗馬とラベンハム」馬場馬術競技選手 北井裕子さん インタビュー

MY LAVENHAM STORY – その8<br>「乗馬とラベンハム」馬場馬術競技選手 北井裕子さん インタビュー

ラベンハムをよく知る方に、その魅力を語っていただく「MY LAVENHAM STORY」。今回は、北京オリンピックやリオデジャネイロオリンピックにも日本代表として出場した馬場馬術競技選手である北井裕子さんに、横浜の「アシエンダ乗馬学校」で取材しました。馬具からスタートしたラベンハムについて、そして乗馬についてもお聞きしました。

優勝記念品はラベンハム

取材の際に北井さんが着用して登場いただいたのは、2007年の馬術競技の大会で優勝した時に賞品としてもらったという、グリーンのラベンハムのジャケット。そして一緒にご登場の「アシエンダ乗馬学校」の馬も、ラベンハムの「ホース・ブランケット」を身につけてカメラの前に現れてくれました。これはラベンハムがその大会のスポンサーにもなっていたこともあって、北井さんと出場した馬の勝利を称えて贈呈したペシャルモデルです。

北井さんも馬も、今ではこのラベンハムを身につけることは減ったそうですが、大会の記念として大切に保管してあるということです。

なぜ馬に「ホース・ブランケット」が必要なのか

ところで、なぜ馬は「ホース・ブランケット」を着用しているのか、ご存知でしょうか。馬もオシャレにしておきたいから? いえ、違います。馬が「ホース・ブランケット」を必要とするのには、ちゃんとした理由があるのです。

馬はデリケートな動物としても知られていますが、「疝痛(せんつう)」という病気にかかりやすいのです。疝痛は馬特有の疾患で、それが悪化するとひどい便秘になり、時にはそれが原因となって簡単に命を落としてしまうこともあるそうです。寒い時期にかかりやすく、特に競走馬や競技用の馬は短く毛を刈りこんでいてお腹の部分が冷えやすいため、ブランケットは必需品というわけです。

ラベンハムが「ホース・ブランケット」で画期的だったのは、それまでは主にジュート麻で作られ、保温性が悪く濡れやすかったものを、ナイロンをキルティング加工することによって軽く、保温性の高いものを開発したこと。それを英国のエリザベス女王に献上したことによって、一気に英国で知られるところになり、多くの馬、そして馬主たちを救う結果にもなったのです。

馬たちが着用しているラベンハムのキルティング・ブランケットを見た乗馬愛好家たちの声を受けて、人が着るキルティングジャケットが作られるようになったのは1972年から。以来ラベンハムは、乗馬愛好家たちを中心に愛され、現在では英国を中心に世界中で着用されるキルティングジャケットブランドへと変貌を遂げたのです。

乗馬とラベンハムの関係

北井さんは馬術経験が長いだけでなく、日本選手権や世界選手権、そしてオリンピック大会などにおいても選手として輝かしい実績を残しています。

「私は家が乗馬学校だったこともあり、現在で28年くらい乗馬をやっています。乗馬の世界には専門のブランドがかなり沢山あるので、正直言えば私は2007年の全日本選手権で優勝して賞品としてジャケットなどをいただくまでは、ラベンハムのことはよくわかっていませんでした。馬に着せるものは“馬着(ばちゃく)”と言って、ラベンハム以外にもいろいろなブランドがあって、今も開発は進んでいるんです。もちろんブランドのロゴマークは見たことはあったのですが。実際に初めて着てみて、すごく軽いなと思いました。馬関連で使う道具というのは、本当にいろいろと工夫がされているものが多いんですね」

北井さんは今年の世界選手権と、2020年の東京オリンピック出場に向けて現在も調整中。テレビなどでもその活躍を見ることもできそうですが、ラベンハムをきっかけに馬術に興味を持ったら、ぜひ「アシエンダ馬術学校」へも足を運んでみてください。