バイヤーズ・リコメンド – その4 <br> MARcourt DESIGNEYE ディレクター 笹野信明さん

バイヤーズ・リコメンド – その4
MARcourt DESIGNEYE ディレクター 笹野信明さん

バイヤーズ・リコメンド – その4 <br> MARcourt DESIGNEYE ディレクター 笹野信明さん

LAVENHAMを取り扱っているショップは、LAVENHAMのどんな部分に魅力を感じているのか。今回は[mizuiro ind(ミズイロインド)]や[MidiUmi(ミディウミ)]などのレディースオリジナルブランドや、メンズブランドの[MIDIUMISOLID(ミディウミソリッド)]を取り扱うセレクトショップ、「マーコート デザインアイ」のディレクター、笹野信明さんにお話をうかがいます。
(取材協力: MARcourt DESIGNEYE 代官山)

LAVENHAMを取り扱うようになったのは、どのような経緯からだったのでしょうか。

「この代官山店は今年(2016年)の10月にオープンしました。マーコートは、オリジナルブランドの[mizuiro ind(ミズイロインド)]や[MidiUmi(ミディウミ)]もそうですが、常に根底には“トラディショナル”がベースにあります。LAVENHAMというブランドは、個人的にも愛用しており、トラディショナルで製品に対して忠実に作り続ける姿勢に共感しておりました。そんな中、今回別注のお話を頂く機会があり、半年以上かけて準備をして、取り扱わせていただくことになりました」

お店とLAVENHAMにどこか共通項があったということですね。

「そうですね。マーコートの場合は“ブリティッシュ的”トラッドということではなく、シンプルであること、長く着続けられること、そういった意味での“トラディショナル”ということになると思います。LAVENHAMは、キルティングジャケットの代表でもありますし、マーコートのお店の考えるトラッドという部分と繋がっていたんです」

今シーズンにお店で取り扱うようになったLAVENHAMは、両方とも別注モデルですね。

「はい、2型2色の展開です。ひとつは“GUNTON(ガントン)”というコートで、ブラックとホワイトのカラー、内側も別注配色となっています。特にミリタリーキルトを使ったホワイトのカラーは珍しく、キルトステッチを配色にしていることから今までにない新鮮なモデルとなりました。もう一つの“CHANTRY(シャントリー)”というロングコートのモデルも、イギリスの伝統あるMOON社のウール生地を使用しています。グレンチェックや紡毛でやや粗めの無地ツイードを採用したことにより、クラシックさがありつつもモダンで上品な大人の雰囲気になりました。Aラインのオーバーサイズで、今のトレンドにもマッチしているデザインです」

両モデルとも、レディースなのに、デザインも色合いも男性が着てもいいような雰囲気もありますね。

「そういったデザインのアプローチが、マーコートが得意としている部分でもありますね。レディースにもメンズにも言えるのですが、どことなくジェンダーレスな雰囲気があるのがお店の特徴だと思います。お客様もどこかに上品なトラッドさを求める方が多いので、今回の2つのモデルも受け入れていただけると思います」

お店に置いてある他の商品との相性も重要ですよね。キルティングのジャケットをオリジナルで作ることも可能だったと思うのですが、それでもLAVENHAMであった理由はありますか?

「我々が考えるトラッドとブランド自体に親和性を感じていますし、お店の世界観が共有できるブランドはお客様にも響きます。だからこそ、そこはLAVENHAMであることにこだわりたいですよね」