LAVENHAMのコラボレーション – その1 <br>シアタープロダクツ

LAVENHAMのコラボレーション – その1
シアタープロダクツ

LAVENHAMのコラボレーション – その1 <br>シアタープロダクツ

LAVENHAMはこれまでも限られたブランドとのコラボレーションを展開してきました。2016年AWシーズンには、東京のファッションブランドとして15年もの長きにわたり第一線の人気を誇る[THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)]とのコラボレーションアイテムが登場します。デザイナーの武内昭さんと森田美和さんにお話をうかがいました。

今回はどのようにLAVENHAMとの取り組みがはじまったのでしょうか。

イギリスのトラディショナルなものにはずっと興味がありました。その中でもちろんLAVENHAMも以前より知っていて、どこかでインスパイアを受けて来たと思います。今回は偶然LAVENHAMの方と知り合う機会がありまして、すぐにコラボレーションをしたいと思いました。LAVENHAMなら、[シアタープロダクツ]のラインナップにも違和感なくコーディネートができて、お店の中でも世界観が共有されるイメージが出来たからです

[シアタープロダクツ]はこれまでも数々のブランドやカルチャーとコラボレーションしてきていますよね。

そうですね。基本的に誰かと一緒に何かを作ることは大好きなので。ただ、どちらかと言うとカルチャー的な異業種とのコラボレーションが多かったと思います。ファッションブランドとの方が、何か新しいものを生み出そうと思うと、割と難しいんです。どこか違和感みたいなものがないと、コラボレーションは面白くないと思っているので

そういう点では今回の取り組みは、[シアタープロダクツ]としては少し珍しいわけですね。アイテム選定はどのように進めたのですか?

アイテムは、3つともこちらからリクエストしました。ロングコートは2016AWレディースのレギュラーコレクション、ブルゾンは2014AW(メンズ)、2015AW(メンズ・レディース)でレギュラーコレクション展開されたものをベースにしています。ブルゾンに関しては、メンズらしさをしっかり残すために、極力形も変えていません。そこに僕らは、通常のLAVENHAMのモデルよりも大きなダイヤのキルティングのパターンを別注しました。キルティングの質感や、しなやかさみたいなものを感じさせたかったんです

LAVENHAMキルティングロングコート(BLACK / BEIGE)ともに¥58,000(+TAX)

LAVENHAMキルティングロングコート(BLACK / BEIGE)ともに¥58,000(+TAX)

LAVENHAMキルティングレザージャケット(BLACK)¥72,000(+TAX)

LAVENHAMキルティングレザージャケット(BLACK)¥72,000(+TAX)

スカートは既存のLAVENHAMの2016AWコレクションであったものにスリット部分をバインディング付きベンツ型にされていますよね。

はい。ジャケットに入っているサイドベンツのイメージを、今回はそのままタイトスカートのフロントのスリットにしています

LAVENHAMキルティングフロントベンツスカート(BLACK / BEIGE) ¥36,000(+TAX)

LAVENHAMキルティングフロントベンツスカート(BLACK / BEIGE) ¥36,000(+TAX)

このスカートの大きなポイントは、やはりこのロゴの大きさですね。

これが今回のコラボレーションを一番象徴していると思います。LAVENHAMにはトラディショナルな魅力ももちろんありますが、割とイギリスのブランドの中では若い方だと思うんです(※ LAVENHAMは1969年に設立 http://lavenham.jp/main/about/ )。イギリスには100年を超える老舗は沢山ありますから。でも、それなのにこのブランドにはどこか奥深さがありますよね。それはどこから来るんだろうと考えた時に分かったのは、このブランドの独特な生い立ちだったんです

それはどういう点ですか?

やはりホースブランケットから誕生したというのは大きいと思いました。人間が身に付けるために生まれたものじゃないのに、それを人が身につけるようになったブランドというのは珍しいと思うんです。もともとが馬具ですから

確かに馬具用が発祥のウェアというのは珍しいかもしれません。

だからこそこのブランドには深みがあるんだなと気付いた時に、それをストレートに伝えたいと思ってロゴを大きくしたんです。コラボレーションをする前に過去の資料も遡って拝見したんですが、こういうアプローチのものはなかったし、LAVENHAMのキルティングは知っているけど、このロゴは意外と知らない人も多いと思ったんです。デザインとしてこのマークが可愛いから買う、という方もいるかもしれません。でも、何度か見ていくうちに、そういう馬具のルーツがあることが分かったら、もっと愛着が湧くのではないかなと思うんですよね